戦争はもう何十年も過去の話だと思っていたが、2022年3月現在、信じられないことに、この地球にまた本格的な紛争が起こっている。ロシアがウクライナを侵攻した。コロナがどこへ行ってしまったの?というくらいニュースがこの話題で入れ替わってしまった。連日、避難や破壊された街の様子をテレビで観る。世界中がこの戦争をやめさせようといろいろな制裁をしているが、予断を許さない状況だ。
ウクライナ人の苦悩が伝わってきて、心を痛める。そして、一刻も早く終わってほしい、ロシアはなんてひどい国なんだ、とほとんどの人が思っているだろう。各地でデモ活動や貿易停止などの措置をしている。この一連の出来事は、裏で秘密裏に何かが起こっているのかもしれない。でも私たちは、祈ることしかできない。早く戦争が終結して、平和な世界が来ますように、と。
「感謝ノート」でも書いたが、本当の感謝とは、体が熱くなり、震え、泣くほどのものが最強だと思っている。
私は最近、ガソリン節約の意味もあるが、散歩も兼ねて買い物は歩いていく。といっても徒歩3分で夜12時まで営業している大型ウエルシア、そこから1分でセブンイレブン、そこから1分で食品スーパーとパン屋が入ったアオキ、そこから1分で食品スーパー大阪屋とVドラッグとセリア、そこから1分でコスモス。またイオン系の24時間スーパーとダイソーは徒歩8分で着く。ファミレスもマクドナルドもピザ屋もカレー屋も徒歩数分。他にも徒歩5分でアルビスとツタヤ。ローソンは徒歩2分半で、なぜか向かいにもローソンが。(すいません、どうでもいいことだが、ほんとにいつも便利で感謝が止まらないのでつい)
あっという間に着いてあまり運動にはならない。がしかし、太陽の光がありがたいし、歩いているときはいろいろ考え事ができる。ある日、歩きながら「あっ、これか!」と気がついたことがあった。
「泣くほどの感動を伴う感謝」これって、ジュリアンさんの書いた本の「ワンネス」かも?
もう一度ジュリアンさんの「ワンネルの扉」を読み返してみる。ジュリアンさんは、「いきなり圧倒的な感動が押し寄せ涙があふれて泣きくずれてしまう」状態になったときのことを、自分がなくなり宇宙のすべてと一体になってしまう「ワンネス」と表現した。「宇宙=愛=わたし」が一つに融合したものとして存在する。「頭で考える」から「ハートで感じる」にシフトすることで、愛は感動を生みだす。感動とは、ハートで感じる最強の感謝に他ならない。
私は電子書籍で買っていたので、アレクサに読ませていつも聞いている。本当に素晴らしい本だから定期的に読むことをお勧めする。
そうか!感謝とはワンネスだったのか!ワンネスとは愛そのもので、すべてがひとつということだ。それは分裂・分断・敵味方はない。
私はこのウイルス騒動がおこったときから、ずっと違和感を感じていた。自分と自分でないものを分けると、ワンネスではなくなってしまう。これからの生き方は、ワンネスに向かって行くべきだと思っている。
戦争はいつしか、お互いを憎むことしか考えられなくなってしまう。相手が生身の人間なだけに、ウイルスより厄介かもしれない。時代はどんどん退化の方向に行っている。いまこそ、これからの生き方を考えなければならないときだ。
昔の話をしよう。「幸子さん」という人がいたとする。親はその子に幸せになってほしいからそう名付けた、と思うだろう。でもそれは、自分だけが幸せになって他の人はどうでもいい、という意味にもとれる。昔の人は、幸子という名に「この子がたくさんの人々を幸せにしますように」という願いを込めて付けたのだそうだ。人を幸せにできる人が一番幸せな人なのだ。
(ちなみに七夕の短冊にはお願い事を書くが、みんなが自分のお願い事を書く中、アンパンマンはそれを見ていて「みんなの願いが叶いますように」と書いたそうだ。さすが)
各国のロシアに対するいろいろな制裁やデモ活動も、解決になるどころかますます分断を生んでしまう。今苦しんでいるウクライナ人には祈ることしかできないが、早期の戦争終結を心から願っている。
でも戦争が終わっても、亡くなった人は帰ってこない。それに、無残に破壊された都市や町を見て、被害を受けた恨みはきっといつまでも消えないだろう。
私はウクライナ人にこう思う。「どうか大変な状況の中でも、ちょっとした小さな幸せを見つけられますように。そしてそれに感謝できますように」「どんなひどいことをされた相手でも、いいところを見つけられますように。いつか許せる日が来ますように。」
世界が感謝であふれますように。世界中が発酵しますように。
幸せはどこかからやってくるものではなく、自分で作るもの。また、人に与えるものだ。幸せだから感謝するのではなく、感謝していたらずっと幸せのまま。
今日も本当にいい日だった。ありがとうございます。何もいりません。もうとっくに幸せです。
世界中の人々とワンネスになれますように。いつか、世界はひとつだと知りますように。それをハートで感じますように。願いを込めて、私は「続・感謝ノート」を書いている。