感謝ノート

15年ほど前の話をしよう。その年は凶運気と言われる年で、何か嫌なことが起こったらどうしようと思い、あることを実践した。それは、どんなことにも感謝するということだ。

「朝、元気なことに感謝」
「仕事に行けて感謝」

から始まり、とにかくすべてを言葉にした。

「水たまりに足を突っ込まなくてよかった」
「犬の糞を踏まなくてよかった」
「犬の糞を踏んだけど別に死ぬほどのことではない」

そして

「事故にあわなくてよかった」
「生きていてよかった」

それから最後には

「今死んでも、とてもいい人生をおくれた。」
「地球に生を受けたことに感謝」

となり、あれ?不満がひとつもない、なんて幸せなんだ!ということに気づき、その1年は楽しく、本当にいい年として過ごすことができた。

一般的に悪い出来事と思われることに対して、ありがとうと感謝すると、まったく悪いことにならないことを発見。

なくしものをしても感謝(出てきてくれてありがとうと言って探す。→勝手に出てくる)
お金がなくても感謝(費用な分だけぴったり分いつのまにか。これで十分)

めちゃくちゃ応用が利く。便利な言葉「ありがとう」は感謝から出てくる言葉。感謝の前に、その人やものに対していたわりの心がもてるすごい言葉と理解する。

「抜けた髪の毛さん、私の頭に生えてきてくれてありがとう。ご苦労様でした。」
「はげ落ちた皮膚さん、お役目ありがとう。またね。」

言葉はエネルギーを持つ。たった1行でも伝えられることは多い。
ゆったりとした時間のとき、これをじっくり読んでみてはいかがですか?おすすめです。
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ちなみにこの言葉群も好き(弟のやっている会社です)

2022年、約1年前からアレルギーを発症して、治すのに試行錯誤した。医者にかかり、薬をもらう。でもこれでは治るどころか悪化する、と一念発起する。きっかけはある映画だ。地元のローカル劇場でマニアックな映画を見る。

いただきます1
いただきます2
食の安全を守る人々
発酵する民
素晴らしき、きのこの世界

など。

その中で「素晴らしき、きのこの世界」はとてもよかった。植物界では、私たちには感知できないけど、すべてネットワークでつながっていて、信じられないほど精密なメカニズムが存在する。

このメカニズムをだれがつくったのか?おそらく全知全能の神のような「すべての源」にしか作れないだろう。

現代の世の中は不自然すぎる。薬やワクチン、ゲノム編集、農薬、添加物・・・これらをつくって偉そうにしている人たちがいるが、自然には絶対にかなわない。おこがましいにもほどがある。問題は二つ。

1, 人間を神と同程度だと勘違いしてしまったところ
2, すべては商業ベースだというところ

私たちは微生物と共生しているのだ。はっきり言って、微生物がいなければ、私たちは1mmたりとも生きていくことができないんですよ!

しかも微生物は、水の浄化や様々なものの分解、そして私たちの中にも何兆もの微生物が私たちを生かし、健康を保つことに貢献してくれている。それぞれの役割を持った微生物が複数種類、仲良く喧嘩せずに毎日せっせと仕事をしてくれる。

これを感謝せずにいられますか?

ところがちまたでは、菌をゼロにすることしか考えてない。それがすごくよいことと勘違いさせようとしている。かなり2極になっています。どうしてこうなったのかわからないけど、なんか不思議でおもしろおかしい。が、そこをどうこうしようとしても仕方がないので、いろいろ見守っていこうと思う。

ところで、現在の私の状況ですが、2021年の11月から始めたいろいろな試みが、やっと効果を確認できました。胸から下はすっかりきれいになっています。それは、ひょんなことから目にしたある治療法です。それを自分でアレンジして毎日実践しました。それは微生物風呂です。酵母菌、納豆菌、乳酸菌の入浴剤で毎日約1時間つかります。ひざ下が粉を吹いていたのが、つるつるになりました。もう保湿剤もいりません。悪玉の常在菌がかゆみを引き起こすと考えられていて、いろいろな菌が手伝ってくれて菌のバランスを整えてくれたのでしょう。皮膚上に、菌の新たな構成の平和的な社会ができたのです。

最後に残ったのは顔と首でした。2022年2月はじめまで、朝起きると痒い、赤い、目が一重になって腫れるという状態で、次の日は皮膚がボロボロと剥がれはじめ、5日~1週間で落ち着く、というのを何回も繰り返しました。自分の顔を見るとキャー!!おばけ?そしてしわしわ。どんなに補っても水分ゼロでした。

顔や首、腕は常に風呂につからないためか、少しかゆみや症状が残っていました。ということは、完全に微生物風呂のおかげで治ってきているとわかります。あんなに全身ただれて真っ赤で、常にかゆかったのに、ここまできれいになるとは、微生物の働きはすごいとしかいいようがありません。

2022年2月後半、やっと顔も落ち着いてきました。もうリバウンドは起きていません。前までは、マスクをすると一気に悪化し、すぐ元に戻っていましたが、今は多少のマスクは大丈夫です。

さて、私はこの1年以上の経験を通して、いろいろなことを学びました。そしていろいろ自分で人体実験しました。もちろん、食べ物もがらりと変わりました。発酵食品だらけです。グルテンフリー、カゼインフリーで、自然のものだけを選んできました。私は体験を通して自分の道を見つけることしかできないので、それができて幸せでした。楽しかったです。

出来事にはスパンがあります。まずは2週間、その次は3か月、そして1年。これでかなり変わっているといえるでしょう。これも実験済みです。

最近いつも考えるのは感謝。これは治ってきたから感謝、というわけではありません。もし治らなくても、やはり感謝していたと思います。たくさんの気づきがありました。今は勝手に感謝の心がわいてきます。15年前はある意味無理やり口だけでやっていた感謝ですが(それでも効果がありましたが)今度は心から気持ちの入った本物の感謝です。

本当の感謝とは、全身の細胞が喜ぶ、熱く震えるような、泣くほどの感情を伴うものが最強だと思っています。そんなうれしい経験やありがたかった経験はあったでしょうか?おそらく人生に数回あるかどうかです。自分が一番すごかった経験を思い出してみました。ひとつあります。

それはある人から伝わってきた感情でした。彼はもうこの世にはいません。彼が亡くなって数時間後、私はブラールタレイをひかなければ、と強く思いました。勝手に手が動いたのです。

ひいたカードは「幸運」「感謝」の2枚でした。彼は、とにかく私にそれを強く伝えてきました。私はこれほど強い愛と感謝の念を感じたことがありません。宇宙も包み込むほどの優しさをもっている愛でした。

この彼の感謝の気持ちを、私の感謝を最強の本物にするため、自分に置き換えて転写しようと思いました。もし、自分が経験したことがなかったら、誰かの経験を自分のものとして取り入れて模倣してみると、そのエネルギーを再放出することができます。疑似体験も体験なのです。

私はありがたく彼の意識を使わせてもらい、微生物に、全身の細胞に、自分と周りの人に、自分の周りの出来事に、地球に、宇宙に、森羅万象に・・・感謝の気持ちを伝えます。彼にも届いているでしょうか?

ものごとの良しあしは自分が決めるものであって、悪は存在しない。すべては愛でできているんだな。闇も悪もすべて同じワンネス。すべて愛。腐敗も悪ではない、発酵と同じだ。悪といわれることにも感謝しよう。

追加
戦争批判やデモは分裂を加速してしまいます。独裁者や、戦争被害者や、傍観者も、全てのものに感謝しよう。よくない、悪い、マイナスと言われることに、感謝のエネルギーを送ろう。

そして私は、毎日微笑んでいる。常に微笑む。これは、大笑いすると顔にしわがよるけど、微笑んでいれば表情筋が上がり、美しく見えるからだ。顔が微笑んでいるということは、なにか楽しいことがある証拠。感謝できる何かがある。美容効果のためでもあるが。

これでラッキーなことが起こってくれたら、とかは考えていない。感謝したい理由は、勝手にしたくなるから。それだけ。でも忘れないように感謝ノートを書こう。(ここからは自己満足の世界なので読まなくてもいいです)

「衣食住が十分にあって、自分も家族も健康」
「買い物は5~6分の徒歩で大型スーパー3軒、ドラッグストア4軒、コンビニ数件あり、徒歩10分で大型24時間スーパーあり。車もあるが、買い物に不自由しない。」
「舅、姑を無事あっちの世界に送れた」
「旦那は優しくて素晴らしい人」
「外に働きにいかなくても何とか生きていける」
「技術的な特技をいくつか持っている」
「必要なものがベストなタイミングで勝手に現れる」
「毎日好きなことをして過ごせる」
「素敵な仲間がいる」
「次女がごはんを作ってくれる」
「問題解決できる」
「病気を克服できる力があると信じる」
「当たり前がうれしい」
「いろいろなアイディアを試せる」
「マイナスをプラスに変える」
「嫌いな人はいない」
「好きなドラマを見れる」
「家から出なくても生きていける」
「いい車が手に入った」
「子育ては終わったが、孫育てできる」
「暖かく過ごせる」
「ありがとうと感謝できることやものがある」
「微生物に守られている」
「寿命まで生きられる」
「まだ髪を染めなくていい」
「おいしいご飯を食べられる」
「まだぼけていない」
「まだ体が動く」」
「まだ目が見える」
とにかくいつもありがとう、いつもごめんね、感謝です。