今の時期に考え直すこと

スタートレックピカードを観てガックリきている自分がいるため書きました。(詳しくは最後で)

(私の意見ですが)1番今の時期に考え直してほしいと思うのは、分離ではなく、統合や調和についてです。

ウイルスに対する敵対心、国と国のつながりは絶たれ、集団ではなく個別的生活を強いられる、感染者を避ける、集団を避ける… 相手は感染者かもと疑いを持つ… うつされた人を恨む… 個人的な考え方になり、相手のことを考えられなくなる…

理想のコミュニティをつくるためにいろいろ進んできましたが、集まって何かをすることができない状況が世界的になったのは初めて体験することかもしれません。

この状況の中、早急にしなければならないことは感染防止対策ではなく、意識改革です。分離ではなく統合を目指す意識を共有すれば、あっという間にすべて解決するでしょう。物もお金も必要なく、場所も時間も必要ありません。ただです。

そのあと自然に経済のことや3次元的な問題が変わってくるでしょう。自分は1人ではなくワンネス、と思えば、分かち合いが当たり前になるでしょう。お金がなくても幸せだと思えるでしょう。ウイルスとも共存でき、不安や恐れはなくなるでしょう。

2極的な世界では、必ず相対する自分とは別のものを存在させ、優越を定義し、他を排除しようとします。まず、まだそこにとどまっていることを未熟だと考え、これは進化するどころか退化に向かっているとはやく気づくべきです。

余談ですが、高度に進化した存在(ET)は美しい人しかいません。なぜなら、きれいな人をうらやんだり、ねたんだり、嫉妬したりしないからです。それでは自分に文句を言っているようなもんです。ワンネスの世界は個がなく、相手イコール自分です。だから高度な存在は、それぞれの個性も含めてみんなすばらしいと思うので、もう統合を学ぶ必要がなく(相対的なものですが)醜い人は生まれてこないのです。もうその必要はないからです。

障害を持って生まれてくる子供たちがいます。私たちは違いを受け入れて、そこから学ぶことができるように、みんなのために生まれてきてくれるのです。ウイルスも同じです。ミクロもマクロも、上の次元では同じものです。私たちが一つの学びを学び終えた時、ウイルスも変化していることでしょう。やはり急務は意識改革なのです。

考えてみてください。分離、隔離、拒絶、競争、権力…などは、それとそれでないものの中で起こっています。すべてを今すぐ変えることはできませんが、分離意識がますます広がることを止めなくてはなりません。

愛とは、全体で統合です。幸福感とは、生きていく体験の中で自分が宇宙と共鳴・共振することではないでしょうか?そしてそれは、誰かが与えてくれるものではなく、自分自身で得るものではないでしょうか?

とすれば、物事をどう捉えるか?で私たちの考えは変わってきます。愛に生きるか、不安を元に生きるか?は自己の選択に委ねられています。あなたなら、どちらを選びますか?

やはり一番の問題解決の近道は、分離意識を統合意識にすることではないでしょうか?というか、すでにひとつであることを思い出すのです。そうすれば、戦いなどそもそも必要ないのです。とにかく勝つことがすべてで、自分が生きるために戦う時代は終わったのです。戦わなければ、不安や恐れは生まれません。また、貧困が存在するのも意味が分かりません。分配すればいきわたるだけのものはあるのですから。

ウイルスは私たちに教え、気づかせ、導いてくれる崇高な存在です。出逢いに感謝すべきです。かつて、戦争があって平和の大切さがわかったように…

これからどうなっていくかは私たち次第ですが、とにかくありがとう!と大きな声で叫びましょう!

補足

新スタートレックは1987年放送開始で178話ほどあるが、10回ぐらい観ているSFドラマだ。24世紀では貧困、疫病、戦争は撲滅していて、人生に対する絶望はなく、ものに対する執着はない。富のために働くのではなく自分をよりよくするために人類のために働く、とドラマの中で言っている。惑星連邦は様々な種族がいて、たまに戦闘的な種族もいるが違いを認め合っていて差別や偏見はない。ドラマの内容は、ワープ技術が発明されるまでその星への干渉は許されず、未知の宇宙を探索しながら冒険している。ヒューマノイド型の種族のほか、さまざまな次元に存在する生命体がいたり、アンドロイドやホログラムの生命体もいる。そんな内容が気に入って夢中で見ていた。

が、26年ぶりに続編が放送されることになり、時代が進んでより精神的で宇宙平和な世界になったかと期待していたのだが、その真逆だった。最悪の世界になることを信じてしまったグループが、ある生命体を始めから消し去ろうと大量虐殺しているとか、すべてお金で動いていたり、家の周りに強力なシールドを張って敵の侵入を防いでいたり、まったく宇宙平和ではなく、精神性も高くなっていなかった。騙したり、利用したり、逆恨みしたり、復讐したり… 惑星連邦の宇宙艦隊でさえ、利己的で冷たい。

1番ショックだったのが、そういうシナリオを作った製作側がいて、それを観ておもしろいという視聴者側がほとんどだったことだ。誰も数百年後の宇宙が平和で穏やかになっていなかったことに対する疑問すら抱かないのが本当に不思議だ。おそらく世の中はそういうストーリーを望んでいる人が多いため作られてしまったのだろう。内容から何を受け取るか、よりも、どう見せるか?を優先してしまったのだ。

対立することで相手を思いやることを学ぶテーマとしたかったのならば(しかし敵を徹底的に憎んで殺そうとするのだが)、せめてこの派手なアクションで殺し合うシーンを見ておもしろいと思う人が少ないことを祈るのみだ。

補足2

一番最新のスタートレックシリーズ(Netflix配信)「スタートレックディスカバリー」の第3シーズンに突入した。第1、第2と精神性に欠ける戦闘的な内容で、いろんな小細工で面白みをかろうじてつけていた。さて、第3シーズンは930年後の未来西暦3800年だ。しかし… 恐ろしく退化していた。まだ燃料のダイリチウムを奪い合いしていたのだ!