4月1日に娘が新型コロナウイルス感染者の濃厚接触者と濃厚接触して、学校から2週間自宅待機を言い渡されました。いまのところだれも感染の兆候はありません。まだ期間があけていませんが、平均5日程度で発症するのでおそらく大丈夫ではないかと思います。
この10日間ほど何もせずにいると、いろんなことを考えました。まず情報が欲しい。どこで? どの程度なのか? だれが陰性になったのか?… そして思うのは、「この時期に部活なんかして…」「ライブハウスでライブやってたってなんて非常識なの!」「マスクと消毒をしなくては…」「自分も感染しているのではないか…」私はピアノを習いにくる子どもたちにうつしてしまうことだけは絶対避けなければという思いで、ものすごく3次元の世界にいて3次元の考え方をしていました。
東京の感染者はほとんどが感染経路不明なのは心配ですが、仕方がないという感じになってくるでしょうね。北陸の田舎では、感染を持ち込んだ人の家に石を投げられたり、クラスター施設の閉鎖で第1号をうらんだりしてひどい誹謗中傷を受けています。第1号も精神的に追い込まれているでしょう。その関係者もバイ菌扱いです。しかしプライベートを公開しなければまた感染拡大し、周りの人の不安も消えません。でももし自分に感染の疑いがあったら、周りを許すことが難しくなったり、賠償責任を問いたくなる気持ちはわからなくはないです。
今回は、不安や恐怖をかかえての生活から、やっと3次元でなく、愛の世界(高次元)的に考えることができるようになった、という話ではありません。はっきり言ってまだ不安や恐怖があり、3次元でできる予防策などをやりつつどこにも出かけでおりません。本当はそんなことをしても意味がないと思っているにもかかわらず。
では何に気づいたのでしょうか? 気づいたことは、人口の1%の人で地球を変えられるといいますが、ほとんどの人がそうではないということです。そして99%の人たちは、どんなことを言っても、決して意識を変えさせることはできません。もしできたら、その人はもともと1%の人だったのでしょう。
99%の人は目に見える現実の物質世界に生きています。その人たちに高次元の話をしてもまったく反応がないのです。(99%の中にはもっと質の悪い闇グループも含まれていて、ネガティブエネルギーを餌にパラサイトしてくるのもあるでしょうね)ではどうやってこの困難を乗り越えていけばいいのでしょうか? 高次元なら意識1つでなんでも可能なのに、3次元では今のところ有効な解決策がありません。ウイルスを愛して感謝せよ、と言っても、そんなことでどうやって感染しないようにできるのか!憎しみしかない!と怒られてしまいます。
今のところの私の結論は、その人の目線で考え、その人が納得するようにしてあげること。うがいとアルコール消毒が必要と思っている人にはそのように行動し、出歩かず買い物も深夜のみ、感染リスクをおさえて安心させ、ストレスをなくしていくことが最善だと考えます。そして不安と恐怖を安心と平和に変えさせることが一番重要だという結論に至りました。
コミュニティではいろいろな人が集まります。私たちは数秘で何でもわかります。同じ時期に、和田さんが補助金を申請するのにゆいむくらを使わせてくれというお願いがありました。でも、私たちの理念は「お金に頼らない生活をするため、違いを認め合いながら人と人とのつながりの中で学び成長していくこと」であり、お金や商売より、地域の絆が大切ということを長い文章にして読んでもらいましたが、まったく通じませんでした。どうやっても伝えることができない、平行線なんだな、ということがわかっただけでした。
自分たちの思いや理想をわかってもらえないコミュニティの人たちもいるでしょう。当然です。それぞれの価値観あって生きてきた環境も違う。それでもグリア博士は1%の人たちが気づいて行動を起こせば、共振現象が起きてみんなに広まっていくと言います。それはすぐには起こらないかもしれませんが…
では今の現状での学びは何なのか? 愛に生きればそれは素晴らしいと思うし、自分は感染しないでしょう。自分でもそういう文章をいろいろ書いてます。でもコロナ感染の恐怖に実際にさらされた今、(ほとんどは99%で意識の世界が通用しないと)気づいたことと、自分の意識、のギャップがこれで解決したような気がします。
あるブログより抜粋~
”今から先は、元の世界にどうやって戻れるかと期待するより、新しい世界に向けて自分自身も「今までにない自分と生き方」を模索できる最良の時かもしれません。「背水の陣」とはよく言ったもの、もう後ろには下がれない、戻れないなら進むしかない。力を持つ誰かをあてにして生きることはやめ、自分の力で生きて行かねばならない「本当の自由の世界」に向かうんですよね。なんかもう、すっげえワクワクで楽しみ!よく出したぜ緊急事態宣言。
今までに見た事のない「未知の出来事」が次から次に目の前にやってくるのです。それを身近で見る事の出来る楽しみったらありません。”~ブログ抜粋終わり
そうか!みんな「早くコロナが流行する前に戻りたい」と思っているでしょうが、絶対に元には戻らないのです。必ず来る未来は元に戻るのではなくもう新しい世界。今までの考え方はもう関係ない。新しい世界しかやってこない。
奇しくもグリア博士の新作映画でラストにこんな言葉が出ていました。軍の大佐が宇宙人と遭遇したときの会話です。
私が一番好きな藤子・F・不二雄の漫画「流血鬼」というのを知っていますか? 漫画を動画にしたものがありますので観てみてください。(ニコニコ動画なので、右上のコメントマークをオフにしてどうぞ)
https://www.nicovideo.jp/watch/sm26627815
コロナに感染しようがしなかろうが、だれにも止められず必ずやってくる世界。そのために何をすればいいか? することはただ1つ、「これからの生き方」を考えながら、わくわくして楽しみに待つ、これだけですね! まだグレッグのような領域にはなれませんが、心が軽くなりました。